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車を買った時の仕訳は、なかなか複雑ですので解説したいと思います。
@車を買った時の仕訳
例)自動車を購入した時にもらえる明細書を見てください。
自動車関連価格
自動車本体+付属品等 2,400,000円 課
自動車取得税 26,000円 非
自動車重量税 11,200円 非
自動車税(軽自動車税) 9,800円 非
自賠責保険料・任意保険料 40,040円 非
消費税 192,000円
諸費用
車庫証明・検査登録代行費用 45,150円 課
法定費用・預かり費用(印紙代) 6,000円 非
リサイクル預託金 14,200円 不
(うち資金管理料 3,000円) 課
消費税 3,852円
と、書いてありましたら
金額の右にあるのが消費税が課税か非課税か不課税かが書いてあります。
リサイクル預託金は廃車時にリサイクルするまで預けている金額なので、基本的には不課税ですが、そのうちの資金管理料だけは課税となります。
仕訳は次のようになります。
車両 2,592,000円 ← 2,400,000円+消費税192,000円
租税公課 53,000円 ← 自動車取得税・重量税・自動車税・印紙代
保険料 40,040円 ← 自賠責保険等
車両費 52,002円 ← 車庫証明代行費用等・資金管理料+消費税
リサイクル預託金 11,200円 ← 資金管理料を引いた金額
リサイクル預託金は、資産計上され
廃車時には、リサイクル費用として費用化でき(消費税は非課税)
下取りや売却した場合は返金されますので 現金/リサイクル預託金
として処理してください。
また、支払金額に以前に払った手付金があった場合は、支払時に前払い金として計上し、購入時には /前払い金 ***
/ 現金 ***(前払い金を引いた金額)
のように仕訳を作ってください。
A車を売った時の仕訳
例)車を8月11日に1,000,000円で売った。
車の取得価格は2,400,000円、期首簿価は1,264,400円
3月決算法人で4月から8月までの減価償却費が167,000円
減価償却累計額 1,135,600円となります。
現金 1,000,000円 /車両 1,264,400円
減価償却費 167,000円/ 車両売却益 97,400円
又は
現金 1,000,000円 /車両 2,400,000円
減価償却累計 1,135,600円 /
減価償却費 167,000円 / 車両売却益 97,400円
となります。
仕訳の上と下のどっちを使うかは、期首簿価を減価償却累計を引いた金額で計上している場合は上の仕訳を、期首簿価を取得価格で併せて減価償却累計を計上している場合は下の仕訳を使ってください。
最後に、車両を下取りに出して車を買った場合は、まず売却の仕訳を作った後に購入の仕訳を別に作った方が間違いにくくなります。
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